じんべえざめができるまで

私は最初適当に顧問に分けられて決まった村ちゃんとたいちと今はいないレインボーストラップガールとバンドを組まされていた。しかも私がギターボーカルで(笑)あの時はほんとに辛かったし楽しさとか全然感じなかった。そう思っていた頃に突然レインボーストラップガールが辞めた。びっくりしたけど入部してすぐバンドを決められたからもしかしたらやめるタイミングを逃してたのかなって思って素直に受け止めることができた。でもどうするってなって三人で話し合った末、1人余ってたアコギガールを入れることにした。でもその子は既に外で弾き語りして活動していた様で、ちょっと他の部員とは違うオーラを放ってた。しかも無理矢理やりたくもない斉藤和義のコピーをやらされたりして前の4人の時よりもずっと楽しくなくてつまらなかった。そのことに悩んでいた頃何故かアコギガールも部活に来なくなって私とたいちと村ちゃんは自然消滅してしまった。村ちゃんに関しては他のバンドとかけ持ちをしてたから良かったんだけどうちと太一はどうしようってなって顧問に相談した。そしたら私は村ちゃんがかけ持ちしてるバンドに入って、たいちはその時アコギの弾き語りをしていたあい先輩とやればいいと言われて意外とすぐ決まった。ちなみに私が入るバンドのメンバーは村ちゃん、みうこ、はな、少年Y(意味深笑)だった。輪に入れるか不安だったけどこの人たちは私を笑顔で歓迎してくれた。嬉しかった。そしてそのままメンバーは変わらず最初の合宿を迎えることができた。なのにこういう時に限っていろいろと問題が起こり少年Yへの不満が爆発。合宿後四人で話し合い本人にこれじゃ私達がやっていけないと言った。そしたら案の定少年Yは静かに辞めて行った。これで良かったのかなと思いながら今のじんべえざめが出来た。